「最近、髪がパサつく・うねる・ツヤがない」と感じていませんか?
それ、髪が本来の力を発揮できていないサインかもしれません。
そこで注目されているのが「素髪ケア」。
今回は、“何もしない”のではなく“髪に余計なものを与えすぎない”という新しい髪のケア法「素髪ケア」について、わかりやすく解説します。
- あなたの髪、実は「余計な成分」で傷んでるかも
- 「素髪」ってそもそも何?なぜ今注目されてるの?
- 素髪ケアの基本ステップ|本来の髪を取り戻す方法
- おすすめの素髪ケアアイテム5選
- 【注意点】素髪ケアを成功させるために知っておきたい3つのこと
- まとめ|素髪を育てることで、毎日がもっと快適に
あなたの髪、実は「余計な成分」で傷んでるかも
「一生懸命ケアしてるのに、なんだか髪がベタつく…」
「毎日トリートメントしてるのに、ツヤが出ない…」
そんな悩みを抱えているあなたへ。
実はそれ、“ケアのしすぎ”が原因かもしれません。
髪に良かれと思って毎日使っているシャンプーやトリートメント、スタイリング剤の成分が、じつは髪や頭皮に“膜”のように蓄積していることがあります。
シリコンやオイルが蓄積するリスク
多くのヘアケア製品には、髪の手触りやツヤを一時的に良くする「シリコン」「合成ポリマー」が含まれています。
これらは髪表面をコーティングしてくれる反面、毎日の積み重ねで“洗い流しきれない膜”となって残ってしまうことがあります。
その結果…
- 髪がベタつく・重く感じる
- 頭皮に詰まり、かゆみや抜け毛につながる
- 本来の髪質やツヤが隠れてしまう
というような逆効果のループに陥ってしまうのです。
日々のスタイリング剤が“膜”を作ってしまう
ヘアオイルやミスト、スプレーなどのスタイリング剤も注意が必要。
使いすぎたり、洗い残しがあると、髪表面のコーティングがどんどん厚くなり、水分や栄養が内部に浸透しにくくなります。
これでは、いくら良いトリートメントを使っても意味がありません。
「トリートメント依存」から脱却できない悪循環
コーティング成分で“なんとなく手触りは良い”けれど、根本的には髪が乾燥してパサついている。
そのせいでさらにしっとり系のケア商品を追加してしまい…
気がつけば、素髪とは程遠い“コーティングだらけの髪”に。
これは、いわば「髪の過保護状態」。
今、髪に必要なのは“与えること”ではなく、“一度リセットすること”かもしれません。
「素髪」ってそもそも何?なぜ今注目されてるの?
「素肌」という言葉はよく耳にしますよね。
それと同じように、「素髪」はコーティングや余分な成分を取り除いた、髪本来の状態を指します。
つまり、「素髪ケア」とは…
- シリコン・合成ポリマーなどの人工的なコーティングをやめる
- 髪や頭皮を本来の機能に戻していく
- 必要最小限の成分で**“引き算”のケア**をする
という、新しい美容スタイルのこと。
「与えすぎるケア」ではなく、
“整えて、育てて、自ら輝く髪を取り戻す”という考え方です。
「素肌」から着想を得た“素髪”とは?
1つには、「髪がきれいな人=信頼できる」という価値観が強くなってきているからです。
SNSや動画コンテンツの増加で、素の髪のツヤや質感がそのまま画面に映る時代。
つくり込んだヘアスタイルよりも、「ナチュラルで健康的な髪」が支持されています。
また、“過剰ケア”によるトラブルが増えてきたのも一因です。
- 頭皮のニキビやかゆみ
- ベタつき・乾燥の繰り返し
- どんなケアをしても髪が改善しない
といった悩みを抱える人が、ケアそのものを見直す流れの中で「素髪」というキーワードにたどり着いているのです。
美容業界やインフルエンサーも実践中
「髪の本来の美しさを引き出す」
そんなコンセプトに共感する美容師やインフルエンサーも増えています。
InstagramやYouTubeでは「#素髪ケア」「#ノンコーティング習慣」というハッシュタグがじわじわと広がり中。
実際に、シリコンフリー・添加物フリーのシャンプーを使いはじめてから「ツヤが復活した」「髪が軽くなった」といったリアルな声も多く見られます。
40代・50代でも効果実感の声多数
「素髪ケア」は10代〜20代のナチュラル志向女子だけでなく、
40代・50代のエイジングケア層にも大きな支持を得ています。
なぜなら、年齢とともに変化する髪の悩み(ハリ・コシ・乾燥・うねり)に対しても、
“髪本来の機能を高める”というアプローチがぴったり合うからです。
素髪ケアの基本ステップ|本来の髪を取り戻す方法
「素髪ケア=特別なこと」と思われがちですが、
実は今日から始められる“ちょっとした見直し”がカギになります。
以下の4ステップを取り入れるだけで、髪は自然と変わり始めます。
① クレンジング系シャンプーで蓄積オフ
まずは、髪と頭皮に蓄積したシリコンやスタイリング剤の残留物をしっかり落とすところから始めましょう。
おすすめは「週1〜2回のディープクレンジング」。
毛穴の詰まりや髪表面のコーティングを落とすことで、髪が“素”の状態にリセットされていきます。
ポイント
アミノ酸系 or ベタイン系洗浄成分を選ぶ
シリコンやポリマーの入っていないクレンジングシャンプーが理想
洗いすぎはNG!週1回程度で十分
② “必要最小限”の保湿ケアで髪を休ませる
素髪ケアの肝は「引き算の美容」。
トリートメントもベタつく重たいものではなく、“内部補修重視”の軽い処方が◎。
インバストリートメントは少量でOK。
アウトバストリートメントは使わない、もしくは植物由来の軽いミストタイプに切り替えてみてください。
【 おすすめ成分】
- 加水分解ケラチン(補修)
- セラミド(保湿)
- ヘマチン(ハリ・コシ)
③ 熱ダメージを最低限に抑える乾かし方
どんなにケアを見直しても、ドライヤーの熱でダメージを与えてしまっては台無しです。
素髪ケアでは、「高温×長時間」の乾かし方を避け、低温 or 風量重視タイプのドライヤーを使うのが◎。
【コツ】
- タオルドライは“水を押し出す”イメージで優しく
- 根元から風をあて、毛先は最後にサラッと仕上げる
- 60〜80%乾いたところで一度休ませると、髪の負担が減る
④ ノンシリコン+洗浄力マイルドな製品選び
日常的に使うシャンプーやトリートメントを、“素髪向け処方”に切り替えることが長期的な鍵。
【選び方のチェックリスト】
- ノンシリコン
- ノンポリマー(合成コーティングなし)
- アミノ酸 or ベタイン系洗浄成分
- 香料・着色料など余計な添加物が少ない
使い始めてすぐは「キシキシする」と感じるかもしれませんが、それは髪が“本来の質感”に戻ってきている証拠。
2週間〜1ヶ月ほどで、髪のハリ・コシやツヤがよみがえってくるはずです。
💬 素髪ケアのよくある疑問Q&A
Q. シリコンって本当に悪いの?
→ すべてが悪いわけではありません。ただし、長期間使い続けると髪の“呼吸”を妨げる可能性があります。
Q. 毎日クレンジングすべき?
→ いいえ、週1〜2回が目安。普段は低刺激のシャンプーでOKです。
おすすめの素髪ケアアイテム5選
こちらではあなたにおすすめの素髪ケアアイテム5選をご紹介していきたいと思います。
自分にこれ合うかも?と思ったのを是非おためししてみてください!
① 【ラサーナ プレミオール】海藻の力で優しく洗う
特徴と魅力
- アミノ酸&海泥配合でやさしくすっきり洗い上げる
アミノ酸系洗浄成分(ココイルグルタミン酸TEA等)+フランス・ブルターニュ産の細かい海泥配合で、頭皮の毛穴汚れや余分な皮脂を吸着しつつ、潤いはしっかりキープ - オイルコントロール設計
オーガニック認証の植物オイル(セロリ種子・スクワラン・ブドウ種子等)と7種のハーブエキスが、頭皮環境を整えニオイ・フケ・ベタつきをケア - 最新「フィト乳酸菌処方」で皮膚菌バランスをサポート
頭皮の善玉・悪玉菌のバランスに着目。乳酸桿菌やエゴマ葉エキスを配合し、バリア機能の強化を図る新処方にアップデート済み - うねり・パサつきケア対応
マカデミア脂肪酸フィトステリルや浸透型コラーゲンなどの補修成分を配合し、髪のうねりやダメージホールに働きかける 。 - アロマティックフローラルの香りでバスタイムも贅沢に
天然精油を中心に構成された香りは、甘過ぎず大人の女性にぴったり。香りの好みは分かれますが、高級感があり癒されるとの声が多いです
使用者レビュー
- 「髪のまとまりがよくなり、スタイリング時間が短くなった」
- 「頭皮のニオイが気にならなくなって清潔感アップ」
- 「泡立ちは控えめだけど、予洗いをしっかりしたらクリーミーな泡に」
- 「乾かすと根本からふんわり、毛先まとまりやすくなった」
注意ポイント
- 香りの好みが分かれる場合あり:甘めのフローラル系が苦手な方には向かないことも 。
- 泡立ち・洗浄感はあくまで“低刺激”重視:さっぱり派には物足りなさを感じるかもしれません
② 【haru kurokamiスカルプ】オールインワンで時短素髪ケア
特徴と魅力
- 100%天然由来・ノンシリコン・10種無添加(合成ポリマー、香料、着色料、鉱物油、紫外線吸収剤、合成保存料など不使用)
- アミノ酸系洗浄成分(TEAココイルグルタミン酸など)が、頭皮の汚れや皮脂を優しく落としつつ潤いはキープ
- オールインワン処方で、リンス不要。ハイドロライゼドシルク、コンクイオリン(真珠由来)など保湿・補修成分を贅沢に配合
- シトラス×イランイランなど天然精油の香りで、爽やかかつ華やかなバスタイムに
効果実感ポイント
- フケ・かゆみ・ニオイ・紫外線ダメージに対応する6機能
- 33種の美容成分による頭皮ケア・保湿・ボリューム感アップ
使用者の声(一部口コミ抜粋)
- “髪が軽くなるのに、しっとりまとまる感じが好き”
- “リンスしなくてもサラッと仕上がるから、お風呂後楽になった”
こんな人におすすめ
- 余計なコーティングをオフし、素髪の質感を取り戻したい方
- スタイリングに時間をかけず、ナチュラルケアで美髪を目指したい方
- 頭皮ケアも同時に行いたい人(かゆみ、におい対策にも◎)
③ 【Re:>>>シャンプー】美容院でも採用されるプロ仕様
特徴とおすすめポイント
- アミノ酸系洗浄成分でやさしく泡立つ
主成分にココイルグルタミン酸K、メチルタウリンNaなどを配合し、低刺激ながらしっかり汚れを落としつつ潤いをキープ - 海泥入りで蓄積汚れ・皮脂をオフ
フランス・ブルターニュ産の海泥が頭皮・髪の表面に残った余分な汚れやスタイリング剤を吸着し、素髪の状態にリセット - スキンケア発想の成分バランス
グリチルリチン酸2Kやテアニン、クレアチンなど頭皮・髪を整える成分がバランス良く配合され、洗浄後も健やかな状態を保ちます - ノンシリコン&無香料 or ベルガモット香
シリコンフリーでコーティング残りを防ぎ、素髪ケアに理想的。香りは無香料または爽やかなベルガモットから選べます
使用方法とおすすめの使い方
- 十分にすすいでから1回目シャンプー:スタイリング剤や表面汚れを落とします。
- 2回目で泡立てて洗浄:頭皮まで丁寧にケア。
※メーカー推奨の2度洗いで、頭皮も毛先もすっきりします 。 - トリートメントは必要に応じて軽めに使用:併用推奨タイプの商品です。
こんな人におすすめ!
- 日々のスタイリング剤やシリコンコートが気になる方
- 頭皮の皮脂・ベタつき・においが気になっている方
- 素髪ケア初心者でも使いやすい、低刺激で馴染みやすいシャンプーを探している方
④ 【エトヴォス モイストシャンプー】敏感肌にもやさしい低刺激
特徴と魅力
- アミノ酸系洗浄+植物エキス×12種オイル配合で、頭皮と髪をやさしくしっかり保湿しながら洗い上げます。13種の植物エキスと12種の美容オイルがリッチに配合され、大人の髪の乾燥・うねりにおすすめです。
- 低刺激・弱酸性ノンシリコン処方。敏感肌・乾燥肌でも安心して使え、泡立ちが豊かで余計な膜を残さない設計
- シトラスハーバルの香り(オレンジ・ラベンダー・ローズマリー等)で、香りもナチュラル&リラックス
- 「モイストフォーム」とも呼ばれる弾力泡で、きしみにくく、しっとりまとまり感のある仕上がり
使用者レビュー
- 「泡立ちが凄くよくて、洗い上がりもまとまるし香りもいい」
- 「頭皮のできものが減った」「敏感肌でもトラブルなし」「翌朝の髪がトゥルトゥル」など 高評価レビュー多数。
- 一方、「乾燥肌にはややしっとり感が物足りない」「香りが好みでない人も」などの口コミも確認
どんな人におすすめ?
- 乾燥・うねり・パサつきが気になる大人の髪
- 敏感肌でも使えるノン刺激シャンプーを探している方
- 香りで癒されるバスタイムを大切にしたい人
- 毎日のケアで髪質改善を目指す方
⑤ 【ザ パブリック オーガニック】精油の香りでリラックス&素髪
ザ パブリック オーガニック シリーズの魅力
植物精油 × ノンシリコン処方
イランイランやマンダリンオレンジなど、100 %天然精油の上品な香りでリラックスしながら洗えます
加水分解エンドウタンパクやアボカドタンパクなどの補修成分で、髪表面のダメージに吸着ケアして、ツヤある質感へ導く
ドラッグストアで手に入る手軽さとコスパの良さ(本体500 mLが1,544 円前後)も魅力
主なラインナップ紹介
ザ パブリック オーガニック スーパーポジティブ DR シャンプhttps://amzn.to/4lzOCs2
- 香り: イランイラン&フランキンセンスなど、深みのある落ち着いたアロマ。
- 使用感: モコモコ泡立ち&しっとり軽やかな仕上がり
- 特長: ベストコスメ受賞歴あり!アミノ酸系洗浄 × 保湿オイルで乾燥髪に潤いと弾力をプラス
使用者のリアルな声
- 「泡立ちが良いのに、洗いあがりがトゥルトゥル」「香りがバスルームいっぱいに広がって癒される」
- 「髪のダメージが気になるけど、コーティングなしでもまとまりが良い」。
こんな人におすすめ
- 髪に“本来のツヤと軽さ”を取り戻したい方
- コーティング成分を使わず素髪ケアしたい方
- 心地よい精油の香りでバスタイムを贅沢にしたい方
- 大容量&低価格で続けやすいシャンプーを探している方
【注意点】素髪ケアを成功させるために知っておきたい3つのこと
素髪ケアは、シンプルなアプローチだからこそ正しい知識と実践が大切です。間違った方法では「思ったほど変わらない」「むしろパサついた」と逆効果になってしまうことも。
ここでは、素髪ケアを始める上で必ず押さえておきたい3つの注意点を紹介します。
洗浄力が強すぎる製品は逆効果になる
素髪ケアでは「洗いすぎ」も「落としすぎ」もNG。大切なのは余計なものは落としつつ、髪や頭皮に必要な潤いは残すことです。
つまり、「洗浄力が強すぎるシャンプー」は避けた方がよいです。
避けたい洗浄成分の例:
- ラウレス硫酸Na
- ラウリル硫酸Na
おすすめの洗浄成分:
- ココイルグルタミン酸Na
- コカミドプロピルベタイン
- ラウロイルメチルアラニンNa などのアミノ酸系
対策:
- 成分表示の最初の数行をチェックする
- 洗ってる最中に「泡立ちすぎない」「きしまない」感覚があるかを確認する
「ノンシリコン」だけでは不十分な場合も
素髪ケア=髪を“何もまとっていない状態”に近づけること。そのため、一般的な市販シャンプーやトリートメントに含まれる以下の成分は避けましょう。
- シリコン(ジメチコン、アモジメチコンなど)
- ポリマー系成分(ポリクオタニウム〜、アクリレーツなど)
- カチオン界面活性剤(リンス成分)
これらは髪の手触りを一時的によくしてくれる一方で、本来の手触りやツヤを分かりにくくさせてしまう原因になります。
対策: 成分表をチェックし、「ノンシリコン」「ノンポリマー」「ノンカチオン」と記載のある製品を選びましょう。
最低でも1か月は継続しよう
素髪ケアを始めた直後、多くの人が「髪がきしむ」「まとまりにくい」と感じます。これは、これまでシリコンなどでコーティングされていた髪が急に素の状態に戻った反動です。
しかしこれは一時的なもので、2〜3週間ほどで髪の内部環境が整い、自分本来のツヤ・やわらかさが戻ってきます。
対策:
- しばらくはヘアオイルやミルクで軽く保湿してサポートする
- ドライヤー前には「熱から守る」天然由来の保護アイテムを使うのも◎
まとめ|素髪を育てることで、毎日がもっと快適に
本来の髪は、もっとツヤがあり、もっと柔らかい。
素髪ケアは、髪を“甘やかさない”ことで“育てる”という視点の新しいアプローチ。
まずは週に1〜2回からでOK。今日から「素髪生活」、始めてみませんか?
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