「髪がパサつくから、ヘアオイルを使っている」
「ヘアミルクも気になるけれど、何が違うの?」
洗い流さないトリートメントを選ぶとき、ミルクとオイルで迷うことはありませんか?
どちらにも髪の手触りやまとまりを整える製品がありますが、使い心地や仕上がりには違いがあります。
大切なのは、人気だけで選ぶのではなく、自分の髪の悩みと、なりたい仕上がりに合わせることです。
今回は、美容師歴20年のSHUが、選び方と使うときのポイントを分かりやすくお伝えします。
ヘアミルクとヘアオイルは何が違う?
ヘアミルクは乳液のような使い心地
ヘアミルクは、水分と油分などを組み合わせた乳液状のアイテムです。
髪になじませやすく、やわらかい手触りや自然なまとまりを目指す製品が多くあります。
「毛先のパサつきは気になるけれど、重たい仕上がりは苦手」という方には、軽い質感のミルクが候補になります。
ただし、ミルクにも、軽めのものからしっとりしたものまであります。名前だけで判断せず、商品の特徴を確認しましょう。
ヘアオイルはツヤやなめらかさを整えたいときの候補
ヘアオイルは、油性成分を中心としたアイテムです。
髪の手触りをなめらかにしたり、ツヤやまとまりを出したりする目的で使われます。
さらっと仕上がるものもあれば、束感や濡れたような質感をつくるものもあります。
ドライヤー前のケア用なのか、乾いた髪のスタイリング用なのかも、選ぶときに確認したいポイントです。
「ミルクなら軽い」「オイルなら重い」とは限らない
ミルクかオイルかという分類だけで、仕上がりが決まるわけではありません。
同じ種類でも、配合成分や使用量によって、髪になじんだときの質感は変わります。
「ミルクは内部補修、オイルは表面だけ」と単純に分けるよりも、その商品がどんな目的でつくられているかを見ることが大切です。
自分の髪にはどちらが合う?選ぶときの3つのポイント
① パサつきが気になるけれど、ふんわり感は残したい
根元がぺたんこになりやすい方は、毛先をまとめようとして全体にたっぷりつけると、欲しいボリュームまで落ちてしまうことがあります。
この場合は、軽い仕上がりのミルクやオイルを選び、まずは毛先を中心に使ってみましょう。
「細い髪だから絶対にミルク」と決める必要はありません。使ったあとに、重さやべたつきが出ないかを確認するのがポイントです。
② 毛先の広がりや手触りを整えたい
毛先が広がる、指通りが気になるという方は、まとまりやなめらかさを重視した製品が候補になります。
オイルだけでなく、しっとりしたミルクが合う場合もあります。
ただし、髪の広がりには、乾燥以外にくせやダメージ、乾かし方なども関係します。
つける量を増やしてもまとまらないときは、アイテム選びや使い方から見直してみましょう。
③ 自然に仕上げたい?ツヤや束感を出したい?
髪質だけでなく、仕上がりの好みも大切です。
- さらっと自然に仕上げたい
- やわらかな手触りにしたい
- ツヤを出したい
- 毛先に束感をつくりたい
このように、欲しい仕上がりを一つ決めておくと選びやすくなります。
美容師に相談するときも、「何かおすすめありますか?」に加えて、**「重くしたくない」「毛先だけまとまればいい」**と伝えると、希望を共有しやすくなります。
ヘアミルク・ヘアオイルを使うときの基本
ドライヤー前に使える製品は、タオルドライ後に
濡れた髪への使用が指定されている製品は、タオルで余分な水分を取ってから使います。
手のひらに広げて、毛先から髪の中間へとなじませましょう。
ボリュームが欲しい方は、根元へのつけすぎに注意してください。頭皮への使用が指定されていないものは、髪に使います。
使用するタイミングや量は商品によって違うため、パッケージの説明を優先しましょう。
量は決めつけず、仕上がりを見ながら調整する
同じ長さでも、髪の量や太さによって適量は変わります。
まずは商品の使用量の目安を確認し、多くつけすぎないことが大切です。
乾かしたあとに、
- 髪が重くなっていないか
- 毛先がべたついていないか
- まとまりや手触りはどうか
を確認すると、次に使う量を調整しやすくなります。
ミルクとオイルは両方使ったほうがいい?
必ず両方そろえる必要はありません。
一つで好みの仕上がりになるなら、それで十分です。
併用する場合も、それぞれをいつもの量で重ねると、重くなってしまうことがあります。
使う順番やタイミングは製品の組み合わせによって異なるため、メーカーの案内を確認するか、担当の美容師に相談してみてください。
まずは一つのアイテムで、量と使い方を整えるところから始めるのがおすすめです。
私のサロンで取り扱うSugamiミルクについて
私のサロンでは、洗い流さないトリートメントとしてSugamiミルクを取り扱っています。
ブロー前の濡れた髪に使うタイプで、うるおいを与えながら、重さやべたつきを抑えたまとまりを目指したアイテムです。
「毛先はパサつくけれど、しっとりしすぎる仕上がりは苦手」という方は、選択肢の一つとしてご覧ください。
髪質や好みによって合うものは変わるため、サロンでは普段のケアや仕上がりの希望も伺いながらご案内しています。
まとめ|髪の悩みと欲しい仕上がりから選ぼう
ヘアミルクとヘアオイルは、どちらか一方がすべての人に合うものではありません。
選ぶときは、次の3つを意識してみてください。
- 何が気になるか:パサつき、広がり、手触りなど
- どう仕上げたいか:軽さ、まとまり、ツヤ、束感など
- いつ使いたいか:ドライヤー前か、朝のスタイリングか
髪に合うアイテムでも、つける量や場所で仕上がりは変わります。
まずは手元の商品を確認して、毛先を中心に適量を使うところから試してみてください。
この記事を書いた人
SHU|美容師歴20年
SHUBLOGでは、白髪・カラー・ヘアケアについて、美容室で相談するときにも役立つ情報を発信しています。


コメント